2017.10.8
ハンドドラム
こんにちは
ソフトリーの伊藤です。
日ごとに秋が深まっていく印象がありますね。
10月4日は中秋の名月でした。
お月様がとても綺麗でしたね。
さて、今月のプログラムは月にちなんだ曲を使用しています。
その中で炭坑節の歌をベースにし、参加者さんとハンドドラムを使った活動を行なっています。
盲目、難聴、心身の機能低下により
「何だか聞こえないわ~」や「目が見えないから出来ないよ~」
「手が動かないよ」「私はいいわ」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、
ハンドドラムまで手を導かせて乗せていただき、こちらが音を出してお誘いし、発信すると、
「いい音が出るね、しっかり聞こえるよ」や「音の振動がいいね」
「触れるだけなら出来るわ」と表情にも変化が見られ、
「エイ!」・「ヨイショ~!」と元気のよい掛け声とともに
その瞬間の感情赴くままハンドドラムを叩いて下さり、内面を表出していただけています。複数の方々とご一緒に叩いていただきますので、仲間意識が芽生え、和気藹々とした雰囲気が部屋に広まります。これは、引っぱっていくこちらに、演じるテクニックがいります。演じることで、自分が変れることもあるように感じています。
毎セッションごと、新たな発見が多くあります。
音楽療法は奥は深く、日々勉強でありますが、非常にやりがいがある仕事です。
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では、また。