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2018.3.25

ハンドドラムを用いたコミュニケーション

 

こんにちは
SOFTLYの櫛田です。

 

SOFTLYの音楽療法では、楽器を使用した活動として、

ハンドベル、鈴、ハンドドラム、フルーツシェーカ(スカーフ、ボディー)などを月替わりで使用しています。
今回は、今月使用しているハンドドラムの効果についてお話したいと思います。

 

ハンドドラムは、握る、振る、という操作が必要なく、最も操作が簡単な楽器の一つであるため、上肢の機能がかなり低下されている方でも活動に参加し易い、というメリットがあります。
楽器の上に手を誘導し、最初のうちは叩く動作もサポートしていると、

途中からはご自分から演奏なされる方も多くいらっしゃいます。

普段ほとんど歌ったりお話されない方でも、テンポの変化に対応されており、

音楽を聴いている際には、無意識のうちに拍子を取っている事。

そして拍子を取るという作業は、かなり残存し易い事が見受けられます。

 

ハンドドラムは、TH+2人の方で、主に3人で演奏しています。

ハンドベル、鈴の活動の際には、皆さまが向いている方向は歌詞幕ですが、ハンドドラムではTH、そして利用者の方同士と目を合わせ、より密着したコミュニケーションを取っています。
時に争うように音量を上げて行ったり、相手のリズムに反応して工夫したりと、音を通じたコミュニケーションを終えた後には、笑顔も多く見られます。

 

利用者の方だけでなく、スタッフの方にもご参加いただくと、

「スッキリした」「〇〇さんがこんなに笑っている所は初めて見た」と、

発散、密着コミュニケーションの効果を、より発揮しています。

 

今後も、各プログラムの効果を再確認し、意識する事で、

より多くの反応を引き出せるよう、努めていきたいと思います。

 

株式会社SOFTLYではメンバーを募集しております。
興味ある方は是非お問い合わせ下さい。

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