個人音楽療法⑧
こんにちは。
SOFTLYの尾崎です。
少し涼しくなり秋らしくなりましたが、
台風の影響で、また夏のように各地暑くなるそうですね。
台風による被害が出ませんようにお祈りいたします。
また、変わりやすい気候、そして花粉、、、
辛い季節ですが体調に気をつけてまいりましょう。
さて、続けて行っている個人音楽療法についてご紹介いたします。
今回初めて個人音楽療法をさせていただいたAさん。
歌がお好きなご様子で、『リンゴの唄』の歌いかけを行うと、
ハミングしてくださり笑顔になられました。
『東京音頭』の前奏から両手をお取りして歌いかけると、
握った手をご自身から動かし「ハハッ」と笑ってくださいました。
また、この方は九州ご出身と施設の方から伺っていたため、
その方の地元の民謡も聴いていただきました。
聴きながら手や頭を曲に合わせて揺らしていらっしゃり、
歌が終わると「あー」と笑顔でおっしゃり握手してくださいました。
『東京音頭』を聴いて頂いていた時よりも動きも大きく、表情にも変化がありました。
どのくらい出身地にいらっしゃったのか、どんな思い出があるのかなど、
言葉での会話は難しかったですが、
その表情や様子から何かを思い出されたり感じたりしていただけたのではないかと思います。
集団音楽療法にご参加で、今回初めて個人音楽療法をさせていただいたBさん。
毎回行っているロータッチでご機嫌を伺うと、
「ご機嫌いかが、元気です〜♪」
と歌ってお答えくださいました。
その後は、歌を歌いつつ、様々なお話もしてくださいました。
戦時中は自由に歌えなかったから今歌えることが嬉しいこと。
心身が弱り辛いこともあるけれど、音楽療法で歌えることが喜びであること。
女学生の頃の思い出。などなど。
歌えば歌うほど、当時を思い出し表情も明るくなられました。
終了後には、満面の笑みで
「心があったかくなりました」
と、とても嬉しいお言葉をいただくことができました。
これからもお一人お一人に寄り添い、音楽療法をおこなってまいります。
SOFTLYではメンバーを募集しています。
興味のある方は、応募フォームよりご応募ください。
それでは、また。