2019.7.21
個人音楽療法
こんにちは。
SOFTLYの尾﨑です。
今回は個人音楽療法の様子をご紹介いたします。
個人音楽療法では、主に施設長さんや施設長補佐さんからご紹介いただき、
その方のお部屋でおこないます。
今回初めてご参加いただいた方。
施設長補佐さんから、在宅酸素を使用しており疲労感が強く、
他のレクリエーションに参加できないため、
音楽療法で楽しみが増えればと教えていただきました。
お部屋に伺ったときはベッドでテレビをご覧になっており、
挨拶と説明をすると「テレビ見てるからいい」「歌うたえない」
と、おっしゃっていました。
最初はそうおっしゃいましたが、会話をしながら曲の紹介をして1曲歌うと
手でリズムをとりながら聴いてくださいました。
そこからは、歌から昔を思い出し、小学生の頃の先生に言われたことや
小さい頃の様子など、歌に関連させて思い出して話してくださいました。
最後には、楽器をやってみましょうとお誘いすると、
「倅がギターやってたよ」と、ご自身からもお話ししてくださり、
「ちょっとやってみようかな」とミニバーチャイムを鳴らされました。
歌も一緒に歌われ、「懐かしいもんだなぁ」と笑っておっしゃいました。
終了後には「またね」と手を振って見送ってくださいました。
居室で過ごすことが多い方に、昔を思い出す時間に。
そして、歌ったり話したりして楽しい時間を過ごしていただけるよう、
これからも寄り添う音楽療法を続けてまいります。
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