最新情報NEWS

2019.2.20

シフォンスカーフで

月2回オファーを受けている施設では、6種類の楽器やグッズで順番に行なっています。

4月の月2回施設では、シフォンスカーフ使用のプログラムです。
歌を歌いながら運動も入れてのデュアルタスクです。
ベースは利き手でスカーフを持って振って、上腕の筋肉を少しでも動かしていただきます。ここで、参加者全員の傍に寄って、歌いかけたり、手を動かしたりサポートもして参加していただきます。
次の付加は、利き手ではない手の使用。
そして、足と、だんだん付加を増やします。
動かして、機能維持できるための筋肉名もすぐ出てくるよう調べておきます。
今回も事前に、担当施設でのサポートの必要な方の症状を出していただき、首にかけて、演じながら、サポートを待つ気持、そしてセラピストは、どのように、参加していただくか、本番を考えながらロールプレイをしました。
パーキンソン症状の方、セッション中はお声をかけないと、眠ってしまう方、全盲の方、唱歌、童謡がお嫌いな方を演じました。
★黄緑のスカーフを選ばれた方へ、「新緑の季節ももう間もなくですね」とお声かけていました。
☆スカーフを持って両脇をひねる動作では、片麻痺だと、麻痺しないほうへもひねるのは大変なんですね。
★「息子が会いにくるからこんな所にはいられない」と言い続ける方にも、少しでも気が紛れるように、お声かけをしてみる。
行なう度にあらゆる事がわかってきます。それを本番で生かして行きます。

次回は5月に行なう、ボディーパーカッションのロールプレイになります。
音楽性、福祉的精神で施設にお住まいの高齢者さんと向き合える方募集中です。

トップへ戻る