音楽療法のソフトリー｜SOFTLY

高齢者音楽療法セッションのお仕事をいただいていると施設さんの入居者さんの新旧交代の時期が来ているようで、
毎回新入居さんに、お会いします。お引っ越しして間もない方は、集団生活に慣れていらっしゃらない方が多く、不安げで、拒否的になられてしまいがちです。お名前をお呼びすることから、心を開いていただくために、施設さんからは、姓名がわかる名簿をいただ来ます。名札を作り、こちらでよろしいですか？と付けさせていただくと、
「あら、よくわかったわね」と第一関門突破でします。「歌、下手だから、嫌なのよ」
「大丈夫ですよ、歌ばかりでは、ないですよ、昔の事を思い出していただけるように、工夫していますので、お付き合い下さい」と参加をお願いいたします。
丁度その日は、しろの日でしたので、姫路城についての話題を投げ掛けると、
「私の行った頃は、裏門から、入れて、千姫のいらしたというお部屋もいることができたわ」と楽しそうにお話しして下さいました。
「ほらほら、歌だけでなく、姫路城へいらした時の楽しい気持ちになれましたね」
「ほんとだわ」と
参加継続成功でした。
まずは、施設さんから、毎回新しい方のお名前を伺って、いただいている名簿に姓名を入れましょう。3人位消したり書き加えたりで名簿が見えにくくなるので、リニューアルしていただきましょう。

音楽性、福祉精神を生かして、SOFTLY高齢者音楽療法にご参加下さい。応募フォームから応募下さい。