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2020.1.29

問題行動が起きてしまった方

グル―プセッションでは、穏やかに参加されていた方、おしりに褥瘡ができてしまい、長時間座れなくなられた方がお部屋対応セッションになり5回目です。
体に触れると、パンチをされるようなってきていまっています。本日、管理者に相談すると、以前から手がでる方で、音楽療法では、穏やかだったので、驚いていた、と今頃知らされました。こんな話もあると、担当一同、また、Mさんとの対応をどうしたらいいか、考えるチャンスです。
先日は、グループセッションで行なっているアイスブレイクである、導入Lowタッチ、ごきげんかが?で手に触れると、拒否はされませんでした。
以下は、報告書です。
【Lowタッチ・日付確認・「雪山讃歌」・ハンドサイン・「雪の降る街を」】

(大正15年生まれ)

ロータッチをしましょうと耳元でお声かけして、両手をお持ちしながら「ご機嫌いかが♪」と歌いかけると、手をお持ちすることを拒否せず力を預けて下さいました。日付け確認では「1月24日」と書いた紙をお見せして、「1月の誕生石はトパーズだそうですよ。Mさんも宝石の付いたアクセサリーを身につけましたかね」とお声かけしました。「雪山讃歌」をヴァイオリンで演奏すると、目をパチッと大きく見開き、楽器の方をご覧くださいました。体に触れると拒否をされる傾向にあったので、Mさんの腕の横にあった姿勢を固定するためのクッションを軽く叩いてリズムを送り、間接的に振動を感じていただきました。ハンドサインを弾きながら音階を歌うと、Iケアスタッフの方を見ながら初めて笑顔を浮かべていらっしゃいました。「雪の降る街を」でもヴァイオリンを演奏しながら歌いかけると、時おり目をつぶりながらも瞬きをしたり、片手で小さくリズムをとりながら聴いてくださっているようでした。

今後も音楽を通してMさんにもお楽しみいただけるよう、コミュニケーションを続けていきたいと思います。

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