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2016.3.13

認定コースで学んでいること

 

こんにちは。メンバーの阿部です。
暖かくなり、春到来!!と思ったら、また寒くなってしまいました。

寒いし花粉は飛んでるしで困っています。

 

さて、僕は認定の資格を取る為に昨年の夏から日本音楽療法学会認定コースを受講していますが、

そこで学び感じている事を少しお話ししたいと思います。

 

まず「音楽療法」ってなに?というところですが、

僕は5年前に大学を出てから突然この世界に入りました。

その頃は「良い演奏をして皆さんに良い時間を過ごして頂く」みたいな感じだと思ってました。

しかしこれだけだとコンサートと一緒ですね。

実際の現場ではもっと別の事が求められます。

 

「音楽療法」とは「音楽を用い、媒体として行う治療法」のことです。
音楽の知識や技能を習得としている訳ではないので「指導」ではありません。

全ての点でクライエントさんの目線に立ってセッションを行う必要があります。
例えば、今僕が受講している講義の中に「音楽療法技法」というのがあります。

ミュージックベルや様々な打楽器を使い、様々なクライエントさんにどうアプローチするか、

又は歌唱の際はピアノでどのようなアレンジをし、伴奏するか…などを学ぶ講義です。
僕も音大卒なので、これまで音楽療法以外にも合唱・声楽・器楽のコンサート伴奏を

させて頂いてきてますが、相手の意思、呼吸に寄り添う以外は「演奏」における伴奏と

「音楽療法」における伴奏は全く違います。
よりクライエントさんに寄り添うためには、曲の演奏にエネルギーを注ぐのではなく、

少しでもクライエントさんのために…。目を合わせたり歌いかけたり様々なアプローチ法があります。

伴奏も難しい事をするのではなく、簡単にシンプルにわかりやすく。

そのためにはどうするかというのを技法の講義で学んでいます。

こちらから一方的に演奏するのではなく、一緒に歌いながら想いを共有し合う…

といったところでしょうか。

 

楽器活動においては、その楽器の特性を利用し、機能障害部位のリハビリに繋げたり…

それが所謂一般的な「音楽」になってなくとも、そのクライエントさんにとっては

「音楽」なのです。
クライエントさんの出来ること、出来ないことを把握し、出来ることの中で楽しんで頂き、

そして健康維持に繋げていく…。
正直言って難しいことですが、とてもやりがいのある仕事だと僕は思います。

 

他にも色々な事を認定コースで学んでいます。

僕は今年中には学会の先生の前での事例発表、スーパービジョンをさせて頂く予定なので、

頑張ります!

 

最後に、例によって写真が無いので先日入った新宿のラーメン屋の写真でも。

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腹が減ったらウチに来い!ってありますが、

僕は完食できませんでした(笑)

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これを完食出来るくらいオラオラ系になりたいものです(笑)

では、また次回

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