2018.7.1
少しの反応を見逃さない
こんにちは
ソフトリーの櫛田です。
本日から7月です。一昨日6月29日に梅雨明けしましたね。
関東甲信地方が6月に梅雨明けするのは初めてのことらしいですね。
ソフトリーで行っている集団セッションでは、自立の方から、介護度が高い
方まで様々な参加者の方がいらっしゃいます。
ほとんど居室で寝たきりで、ストレッチャーで会場までお連れいただく方も
いらっしゃいますが、音楽はどんな方にも平等に届きます。
『普段発言をしない方が、歌い掛けると歌を口ずさまれ、
家族の方や施設スタッフの方が驚かれる』
というのは、もはや当たり前の光景です。
いかに、そのような反応をより多く引き出せるか。
ソフトリーの音楽療法では、そんな「寄り添い」の技術も多く学べる場です。
手足を動かしたり、発話の難しい方でも、目を合わせ歌いかけていると、
時折口元をぴくりと動かしたり、瞬きの回数が少し増えたり。
最初は活動への参加を拒否されていても、何度か手を取り促していると、
最後にはご自分から取り組まれ、笑顔を見せて下さったり。
そんな少しの反応を見逃さない事が、次のアプローチへの大きなヒントになります。
一つ一つのアプローチが、参加される皆様の機能維持に繋がるよう、
今後も真摯に取り組んでいきたいと思います。
株式会社SOFTLYではメンバーを募集しております。
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