個人音楽療法 11
こんにちは。
SOFTLYの尾崎です。
とても寒い日が続いていますね。
皆様も風邪をひかないようにお気をつけください。
さて、私は、個人音楽療法は昨年の2月から継続させていただいています。（SOFTLYでは2015年6月から）
その様子をご紹介いたします。
Aさんは5回目の個人音楽療法。
1回目は険しい表情で手を振り払うような動作もされていました。
ですが、回数を重ねる毎にハミングされたり、目を合わせてくださったり、
問いかけに頷いてくださるようになられました。
今回は、歌い掛けるとそれに合わせてお声を出され、
歌詞も見ずに歌詞をつけて歌われる歌もありました。
その方の呼吸などに合わせてゆっくりと歌いかけることで、
歌詞を思い出し呼吸を整えて歌っていただけたと思います。
また、言葉での会話もしていただき、私の手も優しく握ってくださいました。
4回実施のBさんは、最初は緊張され歌うことも恥ずかしがられていましたが、
今では、一緒に歌ってくださったり、声を出して笑ってくださっています。
また、ミニバーチャイムは工夫して鳴らしてくださいました。
曲調が激しくなるサビの部分で歌に合わせて激しくチャイムを鳴らされ、
最後は声を出して笑いながらフィニッシュ。
その様子を訪問する方の情報を下さる、副施設長さんにお伝えすると喜んでくたさいました。
また、作成したPVに映るBさんの表情に注目してくださっており、
「すごく笑顔でしたね。なかなか見れないです」と話していただけました。
複数名いらっしゃるため、その方にとっては数ヶ月に1回の個人音楽療法ですが、
継続することの大切さを感じています。
今後もお一人お一人に寄り添う音楽療法を続けてまいります。
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