ブログBLOG

2019.5.26

個人音楽療法13

 

こんにちは。
SOFTLYの尾﨑です。

 

5月だというのに、真夏日が続いていますね。
まだ暑さに慣れていないので、しっかり水分補給して
体力つけつつバテないように気をつけています!

 

 

さて、今回は個人音楽療法の様子をご紹介いたします。

 

Aさんは、ご主人を亡くされたばかりで、
少しでも元気になってもらえればと
個人音楽療法の係の副施設長さんからお話をいただきました。
Aさんは「歌はやらない」とおっしゃいましたが、
会話するうちに『茶摘み』を少し一緒に歌ってくださいました。
そのあとは、ご自身やご家族の様々な思い出などをお話しになり、
また、ご主人が亡くなられたことや今の気持ちを話してくださいました。
私が退室するときには、
ご自身の左手をそっと私の手と合わせて笑顔で頷いてくださいました。

 

 

「ここにいて大丈夫かしら」と不安を口にされるBさん。
お話したり歌いかけると、会話や歌唱をされますが、
終わると「さっきいた場所から離れて大丈夫かしら」とおっしゃっていました。(ここの施設ではPMはロビーで集まってレクをされています。その場所から、Bさんは集団より個人セッションがいろいろ引き出せるということで、個人セッションを行なうご自身のお部屋にお連れしました。)
ですが、歌は歌詞を見ずに歌われ、2曲目からは手拍子をしながら歌われました。
徐々にこちらを見てくださるようになり、
呼吸も落ち着き、表情もにこやかになられました。
ミニバーチャイムをお見せすると、すぐに両手で鳴らされ、
歌を口ずさみながらも手を動かしていらっしゃいました。
終了後には、「ありがとうね」と、
私の手を握りながら笑顔でおっしゃってくださいました。

 

 

音楽だけでなくお話もしながら寄り添い、
少しでも気持ちが穏やかになっていただけたり、
笑顔になっていただけるよう、
これからも続けてまいります。

 

 

 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 
 

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