2019.8.18
大集団での高齢者音楽療法セッション
こんにちは。
ソフトリーの伊藤です。
今週は台風の影響や台風が去った後の猛烈な暑さなど、
厳しい日々が続きましたが、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。
さて、今回も参加者が50名以上の大集団高齢者音楽療法セッションについてです。
大集団のセッションを行う上で気をつけている事をご紹介いたします。
前回の補足説明となりますが、
参加者一人一人の事前情報についてです。
一般的なアセスメントと同じですが、
◯対象者の名前、年齢、音楽の好み
◯歌や音が聞こえるとどのような反応をするか
◯活動中の参加状況
(自主的な発言の有無、個別に問いかけた場合の発言の有無、
日頃から仲の良い方と活動中どのような会話をするのか、
また普段交流されない参加者と音楽を通じた交流があるのか)
など。
基本的な事ですが、特に気をつけています。
活動中、他者への思いやりを感じられた場面をご紹介します。
思い入れのある歌だったのか、歌詞を貼るとお一人で歌う様子が見られました。
普段物静かな方が歌う様子に、参加された他の58人の皆様も聴いてくださり、
歌い終わると自然発生的に参加されたほぼ全員から歌った方に向けて
拍手やお声をかける姿がありました。
セッションという空間の中で、互いを認め、思いやる様子は、
素晴らしいものですね。
まだまだあるので、
次回以降も紹介したいと思います。
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