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2019.8.25

視覚、聴覚が低下している方へのアプローチ

こんにちは。

SOFTLYの櫛田です。

 

蒸し暑さの続く日々ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

SOFTLYの高齢者を対象とした集団セッションでは、

視覚、聴覚が低下している方も多くいらっしゃいます。

今回は、そういう方お一人お一人への寄り添いについてご紹介させていただきます。

 

視覚障害の方には、ほとんど何も見えない「盲」の方から、

視力の活用が出来る「弱視」の方まで、色々な方がいらっしゃいます。

後天的に視覚障害を抱えている方がほとんどで、

私の体感では先天的な方は20人に1人くらいの割合です。

セラピストが1人で行うセッションでは、弾き歌いしながら歌詞の先読みをする技術は必須ですね。

体操のプログラムでも、ゆっくりと動きを説明し、置いてきぼりにすることなくご参加いただきます。

楽器のプログラムでは、アシスタントが肩をタッチして合図を送ったりと、

元気にご参加いただいております。

 

聴力は20歳頃から徐々に低下します。

基本は大きな声でゆっくりと。

高音から徐々に聞こえなくなるので、女性セラピストの場合は声を低目におさえるのも工夫の一つですね。

どちらかの耳が聞こえ辛い方は、聞きやすい方の耳を差し出してきますが、

その耳に向かって話しかけるだけでなく、正面から口の動きを見せながら話しかけた方が

伝わりやすい方もいらっしゃいます。

反応に合わせた対応力が必要ですね。

全く聞こえない方にはいつも持ち歩いているミニホワイトボードで問いかけ。

普段見られない反応にスタッフの方も笑顔に。

 

1人1人に寄り添ったセッション。

これからも質を高めていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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