集団があっての個人音楽療法
既にお伝えしておりますが、株式会社SOFTLYでは、グループセッションとは別にグループセッションには参加できない方のお部屋に個別に伺う個人セッションもさせていただいております。
施設さんからは、セッションでクライアントさんとお話に入れ込みたい情報をいただいています。
「両足麻痺はありますが、手は使用できます。会話はしっかりできます。集団をあまり好まれないようです。同室のご主人の事もあり、疲弊されていらっしゃるようです。お願いします」
このような情報から、対応します。
「音楽は好きなの、プレスリーよりも前の洋楽のレコードを買いに通ったのよ、でも声が出ないし、歌うのは好きでないわ」
そんな否定的な言葉で開始しましたが、
1曲目の、「屋根より〜」と一言を歌いかけると、すぐに歌い出され、その後は、おしゃべり、歌、おしゃべり、歌、とこちらが、考えて来た進行はなかなか入れられませんが、そこは、時間もあるので、うまく切り上げて、次の曲に行かせていただいています。
「あら、私、音楽好きだった、歌も歌えたわね」「ピアノのある食堂まで、一人で行くわ」とやる気を出していただけました。
すっかり、明るい、表情になられていました。
いつも、皆様の情報を下さる、副施設長にお伝えすると、
「Hさん、そんないい反応されたのですね。個別がいいですね。普段生活では考えられない。よかったわ、これから順番が廻ってきたらお願いします」
副施設長さんも、介護疲れがリリースされたのではないでしょうか。
ご多忙の中、今後もリストアップお願いします。
グループでもこのような、事を引き出していますが、12分という個別対応で、さらに、引き出せています。
個別対応ができるまでには、臨床経験が物言います。
まずは、グループセッションで、経験を積んでみませんか?
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